18-08. 審査権限というもの

審査はチェックすること

審査とは、その権限をもった者が、定められた方針・計画または手続等に業務が合致しているか否かを調査し、判定することをいいます。

誰かが起案したことを、チェックする人の行為をいいます。

誰かが「伺いをたてる」ことをしたときに、いきなり指示や命令、承認を受けるのではなく、他の誰かが真ん中に入り「その伺いは正しい」かどうかをチェックすることをいいます。

例えば、出張後の交通費の精算書や物品購入の稟議書に上司が押印することも、審査を行うことです。交通費請求計算に誤りなく請求されているか、稟議内容が適切で組織目的に合致しているのか支出が伴うものについては予算内かを確認します。

ここでいう審査は、対象の内容をルールに従って「チェックをする」こと、と理解すれば良い思います。

権限行使の4形態、すなわち起案、審査、承認、報告のなかで、承認権限をもった者が承認権限を行使する前提の整備を行う意味があります。

審査が行われず、病院での業務が行われると、驚く事件が多発するリスクを抱えることになります。一度、振り返りが必要です。

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