11-60.日々成長するための取組み

変わりたくない自分からの脱却

ビルの窓から見る東京は、自分がこの場所にいることを信じさせない力があります。


日常と異なる視野を受け入れられないのは、単に見慣れないということだけではなく、人間の進化を心のどこかで納得できていないのだと思います。

人類が、ここまでつくりあげているものがあるにも関わらず、自分が知る日常の範囲から離れたくない、自分が関与していないものは受容れたくない、と思うからかもしれません。

科学や技術がこれだけ進歩しているにもかかわらず、大半の人間は、過去と同じ生き方をしています。とりわけ日本では、電子マネーの普及が遅れていることや、私を含めPCやSNSを十分に使いこなせていないことも身近な事例かもしれませんね。

過去と同じ思考でいる方が安心するし、何かを学ぶ必要もありません。若者や、一部の大人達が何かを学び自分を変え時代に順応して新しい価値を享受していますが、そのながれは大きな動きになりません。日本の多くの人間は、環境変化を知りながら、自分の生き方を変えず、日常に満足して生きているのではないかを思うのです。

科学の進歩だけではなく、政治や経済も含め環境の変化は顕著です。刻々と変化する時代をどのように俯瞰し行うべきことを明確にし、私も含めてもっと日常から変化しなければならないのだと気付きます。

 

大きく変化する必要はありません。しかし、常に考え、常に創造し、何か昨日よりも今日、今日よりも明日と変化をつくりだしていかなければならないのだと思います。

 

時代に順応し先んじる

たった一つ、PCやスマホを使いこなす。自分が新しいことをウェブから学ぶ。つぶやきをする。本を慈しみながらページをめくり学習する。小さくてもよい、少しの変化を楽しむことができなければ、今に生きている実感をもてないのだと考えています。

まずは、環境の変化に合わせ、また環境変化を読んで自分も毎日少し変わる。そのためには、

  • 世界・日本経済の変化を知る
  • 自分の興味のあることを列挙する
  • PCやネットでうまく使えていない領域を捜す
  • 日々取り組むのことを決める
  • 毎日自分が成長していることを確認する方法を決める

 

そうした努力を多くの国民が続ければ、その力は大きなうねりになり、日本を変える力になると思います。先進国で最も生産性の低い国、成熟し衰退期に入った日本。

 

ずっと持ち続けなければならない心をより強く、守るべきものは守り、しかし、自分が進歩しなければならないという決意をもって、日々変わり続けていけるよう、多くのものから学ぶ姿勢を強くしなければならないという思いが、この景色と重なっているように感じます。

時代をつかみ順応する、そして時代に先んじて生きる、そんな生き方をしなければならないと確認できました。

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