適正利益を出すためにどうするのか。「利益は顧客評価の証」といわれます。事業の質が高く、顧客が増加しなければ利益はでないという考え方です。事業の質を高くするためにはどうすればよいでしょうか。
従業員一人ひとりの力をつけるため、現状の従業員の評価を行い、評価の結果を受けたマンツーマンでの教育を行うことが必要です。教育を行いスキルの高い従業員が多数生まれたとして、彼らが協力し合えなければ組織としての成果を挙げられません。
協力し合えるよう組織を動かす必要があります。強いリーダーシップをもち、組織が目指すことや、皆で協力し合わなければ成果があがらないと伝えなければなりません。不効率な、屋上屋を重ねる、あるいはミスが起こりやすい仕事の仕組み(制度、ルール、手順等)そ是正し、具体的に成果を挙げやすい仕事の仕組みをつくる必要があります。
また従業員に役割を与え、この役割はあなたにお願いしたい力を貸してほしいという依頼ができなければ目標は達成できません。部署や従業員全員に目標や役割を提示することが求められています。
明確なビジョンや目標を設定し、その達成のために計画を立案。生産性のよい仕組みをつくり、個人を評価しここまで来てほしいという到達点を決めたうえで、役割を決め、依頼をして教育を行い、彼らが目標を達成できるよう支援します。
結果、優れた従業員が生まれ、彼らが支援される環境のなかで、事業の質は向上し、生産性はあがり、多くの顧客との取引が行われ高い評価を得られます。よい文化が生まれ、同時にコストは削減され適正利益が出て適切な処遇を行うことができるのです。
ここで生まれた仕組みは、従業員が協力して力を発揮できる風土や組織をつくり、彼らが働きたい思うニーズをすべて充たす仕組みであるといえます。
自社で上記をチェックし、漏れがないことを確認することが大切です。