建設業とは、土木・建築とこれらに付帯する工事を施工する産業をいう。古くは土建業とも呼ばれ、戦後直後は徒弟制度の半封建的な労務形態や低賃金労働力の大量投入などで、遅れた産業の典型とも揶揄されることもあった。
1949年の建設業法の施行による業者の許可制などによって規制が強化・整備され、その後土木ではダムブームが、建築ではビルブームが興り、大型機械の導入が進むなどして、産業の近代化が図られてきた。
一口に建設業を営む企業体といっても、工事の内容の違いから様々な業種があり、建設工事を請け負うには、上記で述べたように原則として建設業の許可が必要になる。