[事業成功のポイント7]従業員の採用【会員限定】

どのような人を採用するか明確に

組織で従業員を採用するには、繊細な手続きや感覚が必要となります。

簡単に人を採用し、簡単に辞めさせるのでは具合がよくありません。社内からの評価はいうにおよばず、社外からの評判に大きく影響を与えます。

 

  • 仕事ができない、
  • 手が遅い、
  • 態度が悪い、
  • 服装や姿勢が悪い、
  • 挨拶ができないなど、

明らかに辞めざるを得ない人の特性は関係者にとり不愉快なものばかりです。

 

まずは、どのような人を採用するのか、

  1. 人物像を明確にすること、
  2. 入職後の役割を明確にするとともに、
  3. 標準化された組織なりのマニュアルや教育システムを用意すること、
  4. 自社に適切な人材を採用するための面接方法を確立すること

が必要です。

人が足りない、とにかく採用しようというスタンスでは採用はうまくいきません。事前にしっかりと準備を行う必要があります。

面接方法や自社のマネメントの仕組みが大事

以下が採用面接方法の事例です。

まず、服務基準への対応です。

  1. 面接時の服装や匂い、化粧に留意すべきです。服装は清楚で派手ではないこと、
  2. 香水や化粧品の香りがないこと、
  3. ネイルや髪の毛の色が適切であること、
  4. 話すときには相手の目をみて、活絶がよく、笑顔をつくりながら適当な声の大きさで話ができること、

が基本中の基本です。職種にもよりますので一概には言えませんが、チェックシートを作成しておき、一つ一つ確認しながら対応することが適当です。

また、応募動機も大切です。

  1. 経験や仕事への興味があるか、
  2. 過去の経験を発揮できる、
  3. 処遇への期待

を聴取します。

 最後にスキルです。もちろんこれも大事ですね。

  1. 話し方や受け答え、
  2. 一般常識、
  3. PCの能力、
  4. 採用職における対応能力、

を見る職場が多くあります。

なおPCですが、ブラインドタッチでの処理は社会人必須のスキルであり外すことはできません。400字程度の文章を、決めた時間内にワードで作成してもらい印刷処理まで時間内にできたら合格とする等のテストを行うことが一般的です。

面接を蔑ろにせず、自社の文化や風土、職種に合せ自社なりの変化を持たせるものの、最低限上記をチェックし、合格点を取った者を従業員として採用すべきです。

なお、ホームページや募集要項に自社の事業に対するビジョン、考えや取組みをしっかりと表現しておくことが必要です。その内容により応募者のレベルが変化するとされるからです。

採用の方法に気を配るとともに、何よりも自社が社会にどのような価値提供を行うのかを応募者に伝え、それに共鳴する人を採用することが大切です。

入社したあと幻滅されないよう、自社のマネジメントの仕組みをしっかりと創り上げておくことも重要なテーマです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です