[プチ事例研究]ゲームセンターにみるイノベーション【会員限定】

ゲームセンターにみる現状

先日、久しぶりにゲームセンターに行きました。昔はよくお世話になったものです。そもそも、大手ボーリングチェーンのコンサルティングをしているときは、一つの部門としてゲームセンターのマニュアルを作る仕事もしていました。

TVでよく見かけるボーリングチェーンです。社長はとても有能で、当時は若く、創造的で輝くほど魅力的だったことを思い出します。私が銀行のコンサルティング部門に所属していたときのことです。

ボーリングに活気のある時代でもありましたが、複数店舗しかないときから社長は強いリーダーシップと新しい発想により、あちらこちらにボーリング場を設置し、店舗数を伸ばしチェーン化していく姿をみて、トップのクリエイティビティ(創造性)が事業拡大にとても重要であることを痛感しました。

  1. 6m近くに来たら次に何をしたいのかを考え行動しろ
  2. 客の名前は即覚え繰り返せ
  3. 毎日はお祭りだ(日常を忘れさせろ)
  4. スタッフは客とコミュニケーションをとれ
  5. 楽しんでもらえ

という戦略、行動や

  1. 相撲番付人事制度
  2. 3分休憩マニュアル学習

といったルールにより、社内を活性化していたことを思い出します。

いまでも、その会社が成長し続けている姿をみて、とても嬉しく、また誇らしく思います。

さて、ゲームセンターに来て、ゲームを楽しんでいる客をみると、ショッピングモールにあるゲーセンらしく、子供たちが多いことに驚きます。

彼らはコインが山盛りのトレイをもって、真剣に仲間と相談しながらゲームをしていたり、黙々と一人でコインをスロットに落とし込んでいたりします。

彼らの真剣な表情をみていると、彼らは他のことにもこうした姿勢で取り組むことができているのだろうととてもほほえましく思えます。

昔はゲームセンターというと、偏見かもしれませんが「不良の巣窟」のようなイメージがありましたが、びっくりしたことに、彼らはメガネをかけとてもまじめそうな、しっかりした服装をしている普通の子供たちばかりです(たぶん塾帰り)。

一つ一つの行為を覗いていると、とても戦略的にマシーンの性格をまるで知悉しているように、うまく成果をあげているのが解ります。
昔の私たちのときよりも、マシーンはIT化され、とても面白そうなゲームであることも興味をそそりますが、彼らはそれらをうまく操るスキルをもち、結果を出していることに驚きました。

よく日本の教育システムをマクロで議論すると、問題がたくさんみつかることがありますが、一人ひとりの子供たちは、それぞれの知見をもちながら、彼らなりにいまの時代に順応して生きていこうとしているのではないかと思ったりします。

ここでの出来事に普遍性があるとは思いませんが、光景をみて、ふとそんなことを思い、少し安心した時間でした。

イノベーションの一翼を担う

という記事を2011年に書きました。いまゲームはさらに驚くほどの進化を遂げています。

いまやゲームセンターのイメージは変わり、商業施設のなかのゲームセンターは明るく開放的で健全なイメージがあります。

子どもから大人までゲームに触れていない人のほうが少ないのかもしれません。

私や家族もコロナのなか「Switch」にはまっています。他のメーカーやスマホゲームも含め、ゲームが人間関係やコミュニケーション(モノや仕組み、サービス、組織、ビジネスモデルなどに新たな価値を生み出し、社会にインパクトをもたらすこと)のツールになっていることは明らかです。

多くのイノベーションのなかで社会が進化していますが、ゲームも良きにつけ悪しきにつけ、娯楽やギャンブル、そしてスポーツとしての性格をももち、これからも技術進歩とともに成長していくのだと思います。

気づけばあらゆる場所でイノベーションが起こり、一般かし社会を変えています。

いまDX=(デジタルトランスフォーメーション[ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させること])が取り沙汰されています。

我々も、身の回りを見直し業務におけるIT化、AI化を進めるとともに、時代の進化のなかで日々の業務の工夫や想像を行い身近なところで改善、改革を進めることで、小さくてもよいイノベーションの一翼を担うことができればよいと、考えています。

 

[マネジメント・アイテム]

リーダーシップ、戦略、サービスの質、マニュアル、創意工夫、イノベーション、DX

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