医療費は増加する【会員限定】

高齢化が進み医療費は増加する

日本の将来推計人口(出生中位推計年齢3区分:平成29年推計)によれば、ご承知のように将来集計人口は減少する。しかし、令和元年度医療費の動向 厚労省データにあるように医療費は増加する。

高齢化がその主たる要因である。

医療・介護・年金の社会保障費が増加するため、国民の負担が増加し、所得から税金と健康保険料等社会保障費を控除した可処分所得を引き下げる原因。

国民の平均年齢は2020年で48.4歳となり、かつ国民の2019年で28.4%が65歳以上の高齢者。

一方で、日本の1時間あたりの労働生産性は47.5米ドルで主要先進国で最下位。因みに米国72ドル、2位はドイツ69.8ドル

医療においてもできるだけ合理的な診療を行うため、ITやAIを活用した生産性向上のための活動が求められている。

国民の意識変革が必要

医療費の高騰には、医療の進歩による医療技術に起因するものや治療の内容が変化してきたことが挙げられる。また、日本は医療費に占める薬品比率も高く医療費高騰の要因の一つとなっている。ただ、高齢者増も医療費高騰の主たる要因であることは間違いがない。

なお、日本人は優れた国民皆保険制度をもつが、医療を受診する回数が先進国のなかで図抜けて高い。すべての国民が、社会保障費を抑制するために、日頃から健康に留意し、生活習慣を変えるといった意識改革が必要だ。

 

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